糸を染める

箒の編み込みに使う糸を染めました。

編み込み部分の糸は、天然染料を使い自ら染め上げたものを使用しています。
べんがら、茜、鉄媒染など。薄ピンクやグレーなどの柔らかい色合いに仕上がります。

今日染めたのは、藍。

藍染によって生まれるブルーは、糸に使われる色の中でも最も濃い色。
中津箒の特徴的な編み込み模様がくっきりと見えることから、人気のお色です。

糸を編み込むことは装飾ではなく、機能的な面が大きいです。しっかりと縛り、長年の使用に耐える丈夫な胴をつくること。しっかりと茎と糸が組まれていくと、仮にどこかほつれてもバラバラになりません。

かつては、ビニールや、派手な色も多かった箒ですが、天然の良さを活かすため、草木染を中心に、染色しています。

道新への掲載/箒の種類と価格について

2018年7月23日の北海道新聞の夕刊・全道版の紙面にて、当店の職人と箒をご紹介いただきました。ありがとうございました。

掲載後、お問い合わせもいくつかいただいております。
記事をご覧いただき、また、箒にご興味をもっていただき、誠にありがとうございます。

HP上での情報掲載が間に合っておらず、お問い合わせ後の対応で大変恐縮ですが、当店で制作・販売している箒のリストを以下に掲載いたします。ご参考ください。(クリックで大きくなります)

12cmなどの表記は、柄から穂先までの箒の全長です。一本一本、微妙に違ってくるので「おおよそ」とお考え下さい。

タイミングによっては、店頭で品切れしている場合もございますが、今現在は在庫が充実しているので色々とご覧いただけると思います。
なお、「中津箒」には職人が何人かおり、そのうちの一人が当店の吉田慎司です。当店で販売するのは、吉田が作る箒のみとなっています。

今週末は職人が不在となりますが、8月の営業日は全ておりますので、制作の様子をご覧いただけます。
9月はイベントへの出張で、不在や休みの日が多くなってしまう予定なので、直近でご来店をお考えの方は8月中がおすすめです!!

HPやSNSでは、つい本のことばかり書いてしまっているのですが…
箒のことについても、今後紹介してまいりますので、ご興味ある方はぜひSNSをフォローしていただければと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

ほうきについて

アトリエ兼ショップのがたんごとん。

ほうきについて。ご紹介しようかと思います。

吉田慎司は、中津箒 の職人です。

中津箒は、神奈川県で明治から続く、現代表が6代目の、古いほうきです。

最盛期は、ほうきに携わる家が100軒はあったといい、大きな産業でしたが、現在、この地域では一軒のみとなっています。

そのため、かつては農家の方が作ってくれていた原料も全て無農薬の自社栽培。その分、クオリティも信頼感も高い箒を作っています。強度、穂先の密度、しなやかさ、コシ、など、実際に手にとって戴ければ嬉しいです。

糸は、天然染料で、自分で染めています。最近は、北海道にある染料で、土地に根付いた形でやりたいな。と思っています。枝の柄の箒も多く作りますが、道内の材木屋さんから購入しています。

ほうきについての思い入れや具体的なイベントなどは、吉田慎司 のブログにもしばしば載せていますので、ご高覧ください。

とにかく丈夫で、機能的で、魅力的で、皆が日々生きることを喜べる様な箒となる様!念じながら作っています。

よろしくお願い致します。