インスタレーション、というほどではないですが、少し、古道具や好きなものを飾るようにしました。アメリカで作られたホワイトキューブに倣う必要もないし、ナチュラル、暮らし系と呼ばれる文脈に頼るのも、根を張れる気がしなかったので。
物をそのまま表現にする、というのはデュシャンのレディメイド以降の方法で、近代の価値観の終わりであるとか、物の奥にあるコンセプトや意味に重きを置く意味があると思います。
単純に、エキセントリックな装丁や内容の詩歌が多いというのもあるのですが…工芸も詩歌も、表面の奥にある意味や背景、在り方を伝えられるようなお店にしたいです。