いよいよ、space1-15の夏まつりを皮切りに、ガラス作家BLUE PONDさんの展示が始まりました。
BLUE PONDさんの魅力は、何といってもその自由さにあると思います。
作家ご本人を知っている方は初対面でその大らかさ、心の軽やかさに気がついているはず。
生き方や思想、というより、そのお人柄が作品に満ちている事がすぐに分かると思います。
作者の青池さんは、武蔵野美術大学の工芸工業デザイン学科卒業。在学中には陶磁を学んだり、卒業後は伝統的な鋏職人の所で働いたり。現在はグラフィックデザインも手がけながら、音楽活動もしています。ガラスを主な仕事としながらも、愉快な事、人と繋がる事を何よりの喜びとして、跳ねるように日々を過ごしています。
シャープな印象のアクセサリーも多く手がけていますが、今回、がたんごとんに併せてお持ち戴いたオブジェや、駒、風鈴「つららの音」(つららのね)、絵画など、バリエーション豊富にお持ち戴きました。
磨く、削る、など、エッジのある印象を持たせるよりも、ガラスを窯で溶かす技法で、その偶然性や変化を楽しむ BLUE PONDさんの作品への向き合い方は、偶然性のある陶磁や、場を楽しむ音楽など、ご本人の在り方と一体になっているように思います。
今回、アクセサリー以外のものもたくさんお持ち戴いた事、ライブを開いてもらった事などで、BLUE PONDさんの魅力を多く引き出す展示に出来ました。
展示に併せてお持ち戴いた本『考えない世界』もとても素敵な本です。
8月いっぱい開催中!
皆様のご来場、お待ちしております。
(よ)